無になるのって難しすぎ!禅とマインドフルネス、どっちが私向き?

瞑想を初めて数年、やったりやらなかったり・・・座って目を閉じると頭の中は思考でいっぱいになる。うん、いつもよりもいっぱいになって、頭を空にするというより、シンキングタイムと名付けるほど、思考が止まらない。
どうするのが正解なのか。瞑想?禅?マインドフルネスってなんなの?私に合うのはなんなの?ってことで、調べてみました。
瞑想の種類はどんなものがあるの?

瞑想って宗派があるんですよね~
この一言に私はすごい疑問が湧いてきました。
ずっと「無の境地にならないとダメなんだ」と思ってきたわりには、「浮かんできた思考はそのまま受けいれてもかまわない」というものもあったりと、いうことが違うんだよなあ~と常々思っていたのです。
瞑想とは、心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことなどとされている。(Wikipedia)
マインドフルネスとは、心や意識を今という瞬間に集中させて、それをありのままに受け入れること。
瞑想の種類

調べると種類がたくさんありすぎてびっくり!ポピュラーなものをピックアップしてみました。
- 座禅 呼吸はゆっくりと深くし、心の中にある雑念や感情を手放していく。
- ヴィッパサナー瞑想 今という瞬間に意識を集中して、体の感覚・思考・感情にに気づく。
- サマタ瞑想 対象となる何か1点に集中する。たとえば音楽・ろうそくなど。
- マインドフルネス瞑想 ヴィッパサナー瞑想がベース。今という瞬間に意識をして、それをありのままに受け入れる。
- ヨーガ瞑想
- 歩行瞑想・食事瞑想など。

瞑想は、座禅とマインドフルネスというものに分かれるのね。
禅とマインドフルネスの違い
禅は仏教的な瞑想で、雑念や感情を手放して無になる練習。マインドフルネスは、自分の今の感情に気づく練習。それにはジャッジもしない、ただ気づくだけ。
ヴィッパサナー瞑想、サマタ瞑想、ヨーガ瞑想、歩行瞑想、食事瞑想はマインドフルネスに入る中で、サマタ瞑想は禅にも通じるところがあります。
禅 | マインドフルネス | |
特徴 | 無になること | 今の感情に気づくこと |
意識の向け方 | 何かに集中し、雑念を手放す | 呼吸や思考に集中し、湧いてきた雑念も否定しない |
姿勢 | 座禅・目を閉じる・半眼 | 椅子に座る・歩く・食べる・あぐらなど自由 |
向いてる人 | 悟り・思考を止めたい人 | 内面の平穏や心の安定求める人 |
瞑想の効果7選

- ストレスや不安の軽減
- 集中力や注意力の向上
- 感情のコントロール能力の向上
- 幸福感の向上
- 身体がリラックスする
- 睡眠の質の向上
- 免疫力の向上
瞑想のやり方

- 姿勢を整える
椅子に座って、正座、あぐらでもOK。
手はひざの上か、楽なところに置く。
目は閉じるか、半眼で。 - 呼吸を意識する
鼻から息を吸って、吐く息は口からでも鼻からでもどちらでも。
入ってくる呼吸と出ていく呼吸に意識を向ける。 - 雑念が浮かんで来たら?
気づいたら、そこからそっと離れて、また呼吸に意識をむける。 - 時間はどれくらい?
1分からでも。徐々に5分10分と伸ばしていけばいい。
瞑想を体験してみて

毎回雑念が浮かんできちゃうし、うまくできないです。時間は朝晩10分ずつかな。それでも、気持ちは落ち着いてとてもリラックスできている感じです。
なかなか心がざわついて難しいと思う時は、ガイド付き瞑想をすると、あっという間に時間が過ぎます。私は、自然の音とかよりもシンギングボウルとかマントラの方が好きなので、そちらを聴きながら行っています。
結局のところ私の結論としては、「無になりたいから瞑想するけれど、無になれないときはそれでもいい」とそんなスタンスで続けています。無理に無になろうとせず、今の自分をそのまま受け入れることも大切だなと思うようになりました。
まとめ
瞑想はいろいろなやり方があって、自分に合うものを選び、そして毎日少しの時間でも行うことが大切だと感じています。
現代は忙しく「何もしない時間」を持つことが難しいものです。でも、瞑想でほんの少しでもその時間を作ることで、頭も休まり、リフレッシュできます。
集中力アップや些細なことへの気づきなどに効果があります。ぜひ、毎日の習慣にされてみたらどうでしょうか。