2025年の梅干し作り記録/今年の梅仕事完了~!!
michiakacocoa

今年も(?)無事に梅干が出来上がりました。
今回は梅干づくり2回目になります。
昨年の梅干しは、果肉が固く、種との未離れも悪くて、上手に作れませんでした。
今年は少し作り方を変えながら、作ってみました。
Contents
昨年との作り方の違い
- 重しをせずに作ってみた→固くなる原因かなと思ったので違う方法を試してみた
- 土用干しの際、夕方に取り込んだ後に、梅酢に梅を戻す作業を追加した→柔らかくなると聞いたので・・・
- 既製品のもみしそを使用した→時短になるし、昨年は赤味が足りなかったので・・
来年用に作り方のメモを残しておきます。
梅干の作り方
- 完熟梅 1Kg
- 粗塩(梅の重さの20%)200g
- 赤紫蘇(あく抜き済) 1kg
- 清潔な保存容器(ホーローやガラスなど)
- 重し(梅の重さと同じくらい)※今回は使用せず
下準備

- 青梅を追熟させる。(完熟梅を買うと簡単)
梅をざるの上 or 新聞紙の上にのせ、日の当たらない風通しの良い場所で、黄色くなって、よい香りがする状態まで待つ
※梅の実によって熟す速度が違うので、タイミングが難しかったです - 梅をやさしく洗う
- 水気をよく拭き取る(キッチンペーパーなどで丁寧に拭き、しっかり乾かす)
- ヘタを取る(竹串やつまようじ使用)
- 梅全体にブスブスと刺す
塩漬け
- 梅と塩を交互に容器に入れる(梅→塩→梅→塩・・・)
- 一番上にも多めに塩をふる
- 梅の上にラップをかぶせ、重しをのせる(今回重しなし)
- 1日3回程度、梅全体に梅酢がいきわたるように容器を上下に返す
- 冷暗所で保管
数日後
- 2~3日で「梅酢」が上がってくる ※しっかり浸るまで待つ!
- 梅酢があがってこない場合は、重しを重くするか、少し焼酎を足してもOK
- 容器がひび割れてて、気が付いた時には、梅酢が漏れていたので、梅酢が減ってしまって焦ってしまいました。→→市販のもみしそに入っていた梅酢で補いました。
紫蘇漬け

- 清潔な箸を使って、紫蘇を梅の上に乗せる
- 冷暗所保存 ※時々カビが出ていないかチェックする

土用干し (立秋の前、約18日間のこと)

- 梅雨明けして晴天が続く時期に干す
- 3日間連続天日干しするのがベスト
- 朝から夕方まで干す、途中ひっくり返す
※カンカン照りの時は、午後は取り込むとか、日陰に干すとか工夫する - 取り込んだら、室内で一晩置くか、梅酢に戻す
※今回は梅酢に戻しました→柔らかくなるようなので・・・ - 3日目は、梅と梅酢も干しました。
完成で~す!
時間をかけてやっと出来上がりました!
清潔な瓶に保存します。

梅が浸るほど梅酢がないので、1~2日に1回、上下をひっくり返して梅酢が全体にまわるようにすると、カビ防止になります。
最初の1週間くらいは時々梅酢をなじませます。
1か月後~味がまろやかになってくる。
その後は、半年~1年は放置してもOK。常温でOK。
紫蘇は・・・・
ゆかりにするときは、ざるに広げてカラカラになるまで干します。
完全に乾いたら、ミキサーで細かく砕く。
来年の課題
梅干が固くなる原因
- 塩分濃度が高すぎる→梅の水分が急激に抜けすぎて、実が固くなることがある。
対策:18~20%の塩分濃度が目安。少なすぎるとカビの原因、多いと固くなる。 - 梅の熟し具合が足りない→青っぽい梅や硬い梅を使うと、漬けても柔らかくなりにくい。
- 重しが強すぎる→梅が押しつぶされて、繊維が詰まって硬くなりやすい。
対策:初めは梅の重さの2倍程度の重石、梅酢が上がったら1倍に減らす。 - 土用干しの乾燥しすぎ→直射日光に当てすぎると水分が抜けてカチカチになる
対策:夜は梅酢に戻す「夜漬け」をする。
柔らかく戻す方法
- はちみつ漬けにする:固くなった梅をはちみつと少量の水で数日漬けると、少し柔らかくなる
- 梅酢に漬けておく
梅干にに適した梅梅
南高梅がよいみたいです。
まとめ
何はともあれ、梅干が出来上がってうれしいの一言。
来年は、できれば完熟梅を買ってみることにします。
硬い梅干しも、料理に使ったりすれば食べれるので、おいしくいただきます。
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