日常

庭を独占するどくだみをおいしいお茶に変身

michiakacocoa

地下茎でどんどん庭を占領してくるどくだみに悩まされてましたが、今年はどくだみ茶を作ってみることにしました。意外にもどくだみ茶の効用がすごい!そんなどくだみ茶の作り方と効用をお伝えします。

どくだみを収穫するタイミングとコツ

花が咲く直前から咲き初めに刈り取る。
雨上がりをさけて、晴れた日に行う。
茎・葉・花すべて使える。

わたし
わたし

収穫時にはどくだみの香りがふわっとして、癒されました!

どくだみの乾燥方法

  • 軽く水で汚れを落とす。
  • 枯れた葉などを取り除く。
  • キッチンペーパーやざるで水を切る。
  • 茎(5~10本)を束ねてゴムなどでまとめて、雨の当たらない風通しの良い日陰、軒下などに1週間ほど干す。
    カラカラになるまで干す。



    今回は10日間ほど干しました。毎日の観察が楽しかったです♪

どくだみ茶の保存方法

手で触るとぱりっとなるくらいまで干す。
ハサミでザクザクと切る。
密封容器などに入れて保存する。1年くらい保存可能。乾燥剤があれば入れておきましょう。

どくだみ茶の入れ方

煮だす方法

茶葉10gに対して600ml。弱火(60℃)で20分ほど煮だす。(沸騰させないように)鉄製の鍋はタンニンなどの有効成分が鉄と反応してしまうので、土瓶、ガラス、ホーローで煮だす。煎じた後はどくだみに成分が戻ってしまうので、茶葉は取り出す。

冷蔵庫で冷やしてもいいです。
ただし、傷みやすいので基本当日に消費しましょう。

急須での入れ方

普通のお茶と同様に茶葉(5g)に熱湯(150ml~200ml)を入れて3~4分間待ちます。

どくだみ茶の効用

  1. デトックス(利尿作用)
    体にたまった余分な水分や老廃物を輩出する働きがあり、むくみの改善。
  2. 便秘改善
    緩やかな便通促進作用があるので、腸の働きを整えてくれます。
  3. 美肌、にきび・しみ対策(抗菌・抗炎症作用)
    新陳代謝が促されるため、老廃物や毒素を排出して、にきび・シミ・くすみといった肌の生まれ変わりを促進します。
  4. 血圧・血糖値を下げてくれる働きがある
    血液をさらさらにして、高血圧や動脈硬化などの予防。血流が良くなることによって肩こり・冷え性の改善にも効果が期待されています。
  5. 生理不順・生理痛の改善
    血流が良くなるので身体が温まり生理痛も緩和されます。

注意点

  • 飲みすぎには注意です(1日1~2杯)
  • 体質によってはお腹が緩くなることもあるので、胃腸が弱い人は注意が必要です。
  • 腎機能が弱い人は高カリウム血症になる危険性があります。
  • 子宮収縮作用があるので妊婦さんは摂取を控えましょう。

まとめ

さわやかな香りで飲みやすいと思いました。夏場は、冷やして麦茶代わりに飲んでもいいですね。ただし飲みすぎには注意です!

調べてみると他にもどくだみは使い道があって、化粧水、お風呂に入れてもよいみたいです。今回はお茶としていただいたので、ぜひお風呂にも入れて入浴してみたいと思います。


庭でちょっとお邪魔になっていたどくだみが、こんなに身体によいなんて、とっても素敵なこと!!干してる最中の風景も、なんか気持ちが優しくなるし、時間をかけてゆっくり作る工程も癒しの時間になりました。

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みっふぃー
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ごくごく普通の主婦
のんびりとした暮らしを心がけて、日々過ごしています。 自然・ガーデニング・料理・英会話・旅行と、興味は幅広いですが、どこをとっても未完成な、60代主婦です。
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