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風鈴の音とお抹茶。愛知県陶磁美術館・陶翠庵で味わう贅沢時間

michiakacocoa

「少し贅沢な時間を過ごしたくて…」リニューアルされた愛知県陶磁美術館お茶室陶翠庵を訪れてみました。

美術館の印象

リチャード・ジノリ展で見つけた、ユーモラスなこのフィギュアたちがお気に入り

この日は「イタリアの磁器ーリチャード・ジノリのクラシックとモダン」の特別展が催されていました。

リチャード・ジノリは18世紀にイタリアで生まれた磁器ブランド。300年近い歴史の中で、イタリアらしい華やかなデザインと職人技を受け継いできたそうです。

代表作である「イタリアフルーツ」のテーブルウエアは今もなお人気があります。当日は貴族の象ったフィギュアなども展示されていて、当時の食卓をこの華やかな食器で彩っていたのかと思うと、貴族たちの食事風景が目に浮かび、想像するだけで楽しくなりました。

常設展では世界各国の磁器が展示されていて、国ごとの個性が感じられました。特に私は、動物をモチーフにしたかわいらしい小物に目を奪われ、しばらく見入ってしまいました。

館内は思った以上に広く、十分楽しむことができました。後半は時間の関係で、早足になりましたが、ゆっくりと鑑賞できて大満足です。

茶室・陶翠庵では

木々の中にひっそりとたたずむ茶室です。
ギャラリーも併設され、作品をみたり購入できたりもします。
テーブル席と、座敷(1テーブル)があり、私は座敷の方へ座らせていただきました。

窓の外では、涼やかな風鈴の音、夏の青空と緑が美しく映えていました。まるで時間が止まったかのように、心がゆったりと落ち着く空間です。

この日いただいたのは、「抹茶と季節の菓子プレート 茶釜白湯付き」900円です。
黒糖を使った水ようかんでした。上品な甘さでお抹茶との相性抜群です。
抹茶茶碗も、作者のお名前を教えて下さいました。今回のお茶碗は「吉川おさみ」さん作だそうです。

他にも、リチャード・ジノリのカップで和紅茶をいただけるメニューもありました。

ゆったりとした時間が流れていて、いつまでもここにいたくなるような場所でした。

※茶室は土日祝営業です。訪れる際には、確認したほうがよさそうです。

ふらっとまた訪れたい

ストレスが溜まって息抜きしたい時、疲れたなぁって感じた時、遠出は無理でも近場で気持ちをリセットしたい時に、また訪れたいなって思いました。

近くには「ジブリパーク」もあります。
日曜日に来ましたが、美術館も茶室もゆったりとした感じで、穴場スポットです。

よかったら癒しを求めてみてはいかがでしょうか。

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みっふぃー
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ごくごく普通の主婦
のんびりとした暮らしを心がけて、日々過ごしています。 自然・ガーデニング・料理・英会話・旅行と、興味は幅広いですが、どこをとっても未完成な、60代主婦です。
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